VRCギャンパラ体験会[イベントレポ]
さる7月14日、VRCギャンパラ初心者体験会に参加してきました。
もともと頭を使うゲームや演劇(RP)は大好物。
そして何よりいつもお世話になっているフレンドさんが主宰です。
逃す手はあるまい…
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— Just GangPara!!公式アカウント (@vrc_justgp) July 15, 2021
無事組織を壊滅させてきました。やったね
Contents
そもそもギャンパラって?
『GANGSTER PARADISE』は、電気を使わずに遊ぶゲーム
ギャングスターパラダイス ギャンパラとは より
”アナログゲーム”の一つです。プレイヤーはギャング団の幹部となって、
他のプレイヤーを脅したり、協力したり、交渉し、または奪い取ったりと
カード効果と会話を駆使し
決められた勝利条件を達成することを目指します。
ボドゲまじでなんもしらん勢としてまだわかるかなという例えをすると「人狼」に近いです。
「招待隠匿系」というカテゴリー名があるそうですね。
各々、配られた役職(陣営)が勝つように努力するわけです。
が、この陣営が大別しても3つあり、人間vs化け物のような二項対立ではなくなっています。
自らが覇権を握らんとする正統派(?)の赤、青の2陣営、
とにかく脱落者を増やして組織自体を壊滅させんとする黒陣営。
これに加えて赤青どっちつかずの紫(どっちが勝ってもいい、人狼で言うと吸血鬼)
黒の協力者である灰色が自分の利益のために相争います。
行動回数や手番こそルール規定されているものの、
陣営の(カードを見せる形での)開示以外はほぼなんでも行える印象を持ちました。
手札の武器を開示して金銭を脅し取る、不可侵条約を結ぶ、
他人の手番に発言して交渉を仕掛けるなど。
今回は初心者卓だったのでおそらくごく一端しか見られていませんが、
慣れてくれば無限の可能性がありそうです。
リアルカードの方は、Boothでも販売中です。(宣伝)
イベント当日の様子を紹介
ここからはイベント当日の様子を記録と記憶のある限り紹介します。
イベント開始。開発者自らルール説明
イベントが開始したのは夜21時。
VRChatのアプデが始まるなどのgdり方をしたので若干遅刻しました。馬鹿野郎。
ワールドに合流すると、すでに主催&ゲーム開発者のとむこさんが説明を開始しています。
開発者自身から説明を受けられる機会ってなかなかないですね。
ボドゲだとあり得るのかもしれませんが、少なくとも私はとても新鮮でした。
世界観などの概要の説明が済むと、ゲームのルール説明へ。
ワールドに用意されたポスターをみんなで見ながら説明を聞きます。
※写真に写っている人数が少ないのは大盛況で視界に人を入れすぎると重かったからです。
実際にはこの時点で20人以上集まっていたような記憶があります
やってみた方がわかることはやってみた方がわかると言ってくれたのが助かりました。
勝利条件が複数あったりカードそれぞれの性能がどうとかで
ウェブサイトで予習した段階では正直なところ???でした。
実際やってみたらわかった気がします。ギャンパラ完全に理解した
ルール説明も終了!今から実際のゲームに入ります!というところで
エラー落ちしました。(私が)
インターネットそのものがさよならしたみたいです
— さびている方のレア (@rea_itsuki) July 14, 2021
ルーターが不明な不具合を起こしてインターネット接続が消えました。
グダグダだなこのブロガー。
第一回戦を見学
戻ってきたころには第一回戦が始まっていました。
観戦用の高台から文字通り高みの見物をします。
この時点ではどういう展開になっているのかいまいち掴めていませんでした。
ただ一つ言えることは、狂人はゲーム中も狂人ということです。
弾けたムーブをしてくれる人がいると不穏な雰囲気が感じられて楽しいです
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— Just GangPara!!公式アカウント (@vrc_justgp) July 15, 2021
↑第一回戦参加のみなさま
第二回戦に参加
一応イベントとしては解散した後、第二回戦を募集!
ということで、そちらに参加してきました。
配役は黒ハート!
裏切者です。そういうのは大好物なのでテンションが上がります
クローズ後の二回戦ということで、経験者の方も交えてのゲームでした。
「黒陣営の味方をします」と宣言し初手ドーピングを行う経験者の方。
リア狂(リアル狂人)と俗に言われるプレイですね。
何言ってるんだこの人、と言いながらも内心は大助かり。
一方でペアの灰色の方が不慮の事故で脱落するなどカオスに。
カード1つ1つの効果は複雑ですが、
手元に用語の説明が載っているカードが浮いているのでプレイしやすかったです。(無能なので写真なし)
ただ、初心者としてはいろいろある勝利条件が覚えきれていなかったので
ターン/ラウンドの流れよりは勝利条件一覧が裏面に欲しかった気がします。
黒ハートの私は単純明快な勝利条件があるので良かったですが、他の条件は実は覚えていません…
そうこうするうちにリア狂を発端とした仲間割れで脱落者が。
赤青を2人落とせば勝ちなので一気に勝利に近づきます。
ここからは紫(落としても勝利にならない)を避けて誰かを落とす方向にシフトします。
スパイ(ランダムにカードを覗き見る)をちらつかせて紫に名乗り出てもらいます。
(紫はハートを見られると脱落してしまうため、事故防止を名目に炙り出します)
名乗り出た2人のうち、1人には灰色を除外したアリバイがありました。
もう一人のフレンドさんの方に黒の濡れ衣を着せてとりあえず発砲するも防がれます。
この時点で報復されていたら負けでしたが、もし私が赤か青で落ちると黒の勝ちになってしまうため見逃されます。
弾丸がなくヘイトも買ったので鉄砲玉(身代わりにも弾にもなる)を購入してターンエンド。
ちなみにこの時点では資金難で次の手番も詰め切れないはずでした。
が、リア狂から資金を譲り受けられ手札が整う形に。
死亡しても一応動けるのでプレイ不能時間がないのはいいところですね。
ただ経験者には黒だとばれていたわけなので不通にプレイされていたら消されてましたね…
次の手番が巡ってくると、先ほど撃ったフレンドの方から交渉の申し出が。
武装解除するので身代わりの人員を譲ってほしいとのこと。
実は全く同じ交渉を仕掛けようとしていたので僥倖です。
「今Gangster(身代わり)何枚ありますか?実はこっちも少なくて。1枚もないとかだったら譲ります」
「1枚ですね」
1枚しか身代わりがないと確認した時点でこちらの勝ちです。
大事をとるならハート以外をお互いに全開示するべきでしたね
(枚数を詐称されている可能性があったため)
†ゴミ掃除の時間です†
ギャンパラ初心者体験会見学してきました。かなり自由度高そうでなかなか面白そう。
写真は悪役ロールで面白そうなことしてる科学者。裏切りとか騙しとか似合うなぁ。#樹月レア研究所 pic.twitter.com/8QMZSR5VHL— chobi (@chobinium) July 15, 2021
さすがにひどい言われよう。そんなに日頃の行い悪い?
黒ハートは唯一開示することができるハートで、そうすると行動回数が1増えます。
とはいえ人類共通の敵で袋叩きに遭うのでそうそうできませんが。
手持ちの弾丸は一発で、買い戻しても普段の行動力2では削り切れません。
が、黒ハート開示による行動力3により発砲→買い戻し→発砲が可能に。
「殺害と捨札が選べますg」「もちろん殺害で」
身代わりが1枚しかないのは割れていたので削り切って勝利です。
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— Just GangPara!!公式アカウント (@vrc_justgp) July 15, 2021
めちゃくちゃ楽しかったです。
ハート開示の行動力をぴったり使い切って勝てたのが特に。
頭を使った駆け引きはやはりいいものですね。
ぜひともまたやってみたいです。
黒の役回りは大好きですが、他のロールも試したいですね。
慣れたプレイヤーが増えてRPも乗ってきたら、たくさんのドラマが生まれそうです。
毎月同じようなイベントが開催される噂があるので、ぜひとも参加してみてください。
拙筆で伝えられたのはごくわずかだと思うので、実際は1,000倍面白いです。
最後に、記事のネタにさせていただいた手前もう一度宣伝を。
Gangster Paradise、カード版がBoothにて販売中です。
通常カードの販売のほか、なんと受注生産のオリジナルカードも作ってくれるそうです。
自分のVRCのアバターもカードにしてくれるとのこと。
ぜひとも、ご検討よろしくお願いします!