VRoid正式版移行でVRChatに関係ありそうなこと
本日、VRoid Studioの正式版(1.0)がリリースされました。
普段からVroid製アバターをメインで使っている身として、
重要そうなポイントをまとめてみます
あくまで一意見ですし、
女性素体を男性として使う暴挙を行っていた人の視点だとご了承ください。
男性ベースにしては検証してないです。ごめんなさい。
でも多くのVRChatterって男性使わないでしょう(偏見)
Contents
Betaからのコンバート
顔はかなり再現度高くコンバートできる印象です。
(ものすごい書き込んでいた人はわかりません)
ただ、若干太ります。
顔の横幅パラメータを元々下げていた人は最低にしても覆らなさそうです。
個人的には細身にしたいのでちょっと違和感がありました。
顔関連の配置も若干変わっています。
後述しますがトポロジーが変わっているのでそれはそうですね。
下半身のボーン位置の違い
下半身のボーン(足や裾など)がやや外側に広がりました。
伴って、待機時の脚の位置も同様に変わっています。
未検証ですが、フルトラに何らかの影響があるかもしれません。
少なくとも、キャリブレーション時の足の開き方は変わると思います。
重ね着機能の追加
VRoid Studio単体で、複数の服を重ねられるようになりました。
全体の大きさを変えるパラメータで立体感を出すことが可能です。
これにより、Vroid服の弱点の1つだった立体感がやや補われるはずです。
Blenderで大きさを変えてTransfer Weightを行うより相当楽ですね。
ただ、Vroidは素体と服が同じオブジェクトで出力されるので、
脱ぎ着したい場合はBlenderでオブジェクト分けする必要があるかも…?
服のテンプレートの大幅増加
ものすごく増えました。
肌テクスチャに重ねていたレッグウェアが独立し、
スーツなどの衣装テンプレートが追加されました。
個人的に助かるのはネクタイがつけられそうなこと、
着物(男女)が追加されたことなどですね。
透明メッシュ問題
VRoidをQuest対応する最大の障壁が、顔などの透明メッシュです。
MobileシェーダーではCutoutが使えないので、
顔や服などの透明化したい部分がすべて黒くなってしまいます。
結論としては正式版でもそれは変わりません。
シェイプキーが壊れそうなので宣なるかな
ポリゴン数の増加
顔など体のトポロジーが変わってメッシュが細分化されています。
他の部分ももしかしたら変わっているかもしれません。
服に関しては見たところ変化していないようなので、
今までのテクスチャはそのまま利用できるはずです。
検証してないですが重ね着すると当然メッシュは増えるはずですね。
髪型にもよりますが、私はせいぜい△25,000くらいなので致命的ではないと思います。
(Performance Rankの閾値はExcellent32,000、その次が70,000)
Quest対応などでポリゴン数がきつい人には困るのかも。知らんけど
表情編集の追加
VRoid Studio上で表情の編集ができるようになりました。
…と言っても、要はシェイプキーをVRoid上で動かせるようになったということのよう。
シェイプキーそのものを編集することはできなさそうです。
やや使い勝手の悪いシェイプキーなのは相変わらずのようです。
(おそらく、顔のパラメータを動かしているほど使いづらくなります)
今のところ特に気になった部分はこのくらいです。
気づいたことがあったら足していくつもりです